2022.09.16歯の詰め物、かぶせ物
こんにちは、みむ歯科クリニックです。
虫歯治療で歯を削った後の詰め物には、
銀歯や白い歯、金歯などがあります。
近年、保険でも白い歯でできる範囲が拡充していますが、
「白い歯を入れる」というと、自費(高額)では・・・!?と
思われる方も多いと思います。
今回は白い歯でも、「保険と自費との違いについて」です。
Q. 保険と自費、何が違うの
A. 使える材質が違います
材質の種類は大きく分けて3種類です。
プラスチックとセラミック、両者を混ぜ合わせた
強化プラスチック(ハイブリッドセラミック)です。
このなかで保険で使用できるのは、プラスチックと強化プラスチック。
自費であれば、すべての材質が使用可能となっています。
Q. プラスチックとセラミックの比較
プラスチック | セラミック | |
見た目 | △ | ◎ |
強度 | △ | ◎ |
耐久性 | △ | ◎ |
アレルギー | ◎
(心配なし) |
◎
(心配なし) |
歯を削る量 | 少ない~多い | 多い |
価格 | 安価 | 40,000円~ |
※強化プラスチックはプラスチックとセラミックの中間と考えてください。
Q. セラミックが一番いいのか?
A. 何を一番に求めるのかによって変わります
見た目や強度が一番大事であれば、セラミックが第一選択になりますが、
自分の歯を削らないことを一番に考えるのであれば、
プラスチックが一番ではないでしょうか。
Q. おススメは?
A. 当院ではプラスチックを第一選択としています
理由は、「歯を削らないから」です。
まとめ
保険のプラスチックだからダメ、
自費のセラミックであれば良い、というわけではありません。
歯の状態や部位(場所)などの条件や
何を一番に求めるのかによって、最適な材質は変わってきます。
迷った場合は、まずは歯を削らない治療法を選択しては
いかがでしょうか⁉
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