2023.12.01保存修復噛み合わせで歯がしみる(知覚過敏)
こんにちは、みむ歯科クリニックです。
歯ぎしり、くいしばりで
知覚過敏症が起こることを書きました。
しかし、知覚過敏症の方のほとんどは
「くいしばりはしていません」と
言われます。
そこで今回は
「くいしばり」のサインについて
解説します。
くいしばり
くいしばりは上下の歯が接触して
力が入った状態です。
歯ぎしりは「ギリギリ」など
音がするので気づきやすいですが、
くいしばりは音が出ないので
気づいていない方が多い
のが現状です。
くいしばり4つのサイン
その1 常に上下の歯が触れている
リラックスしている時、
唇は閉じていますが、
上下の歯はわずかに浮いています。
常時、歯が触れていると
無意識に歯に力が入って
くいしばりをしています。
その2 歯ぐきが硬く膨らんでいる
くいしばりを日常的にしていると
アゴの骨が刺激されて、
歯ぐきの下のアゴの骨が隆起します。
隆起は歯の根元の表や裏側、
上あごの中心部などに
みられます。
その3 歯がすり減っている
歯の表面(噛む面)は
前歯は平坦、奥歯は山型を
しています。
もし歯の形が
凹んでいる、平坦化してる場合、
くいしばりによって
歯がすり減っているサインです。
その4 舌や頬の内側にヒダがある
舌や頬の内側に波型のヒダが
みられる場合、
それは歯の圧痕です。
くいしばりをすることで
口の中が緊張し、舌や頬を
押し当ててできた歯型です。
まとめ
くいしばりは「ギリギリ」と
音がしないので、
自分では気づきにくいです。
そこで4つのサイン
・歯の接触
・骨の隆起
・歯の摩耗
・舌、頬のヒダ
について解説しました。
くいしばりは知覚過敏症の
原因だけでなく、
様々な症状を引き起こします。
くいしばりによる様々な症状については
また改めて書きます。
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