2022.10.16院長ブログよくある質問削らない虫歯治療
虫歯で歯が痛い!!
でも、歯医者へ行くと
治療が痛い、歯を削られる
ちょっと勇気がいるな・・・
そんな時、
削らない虫歯治療があるとしたら・・・!?
今回のテーマは削らない虫歯治療についてです。
2回に分けて書いていこうと思います。
まず今回は虫歯についてのお話です。
虫歯
一言に虫歯と言っても、進行具合によって
CO(初期:歯の表面のが白濁した状態)
C1(エナメル質に限局した状態)
C2(エナメル質を越え象牙質に達した状態)
C3(歯髄まで達した状態)
C4(重度:根っこだけの状態)
の5段階に分けられます。
原因
①細菌
②栄養(糖)
③歯の質(唾液)
の3つの要素+時間が作用して進行します。
進行
虫歯の原因となる細菌は、糖を栄養にして増殖し、
酸を出します。
唾液には酸を中和する能力がありますが、
それを上回る量の酸を細菌が分泌することで、
歯を溶かし、歯の内部へと虫歯が進行していきます。
なぜ虫歯の治療は歯を削るのか
虫歯の進行した歯の内部は、細菌の巣窟(塊)です。
今現在、虫歯菌に効く内服薬は存在しないため、
歯を削ることで機械的に細菌を除去(=治療)しているのです。
まとめ
虫歯は細菌の巣窟(塊)であり、
栄養(糖)や歯の質(唾液)+時間が
複雑に絡み合って進行していきます。
現在の虫歯治療は歯を削ることで、
細菌を機械的に除去し、治療を行っています。
それでは、削らない虫歯治療とは
どのようなものなのか⁉
次回のブログでご紹介します。
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