2023.05.16よくある質問(材質の違いによる)入れ歯の種類
こんにちは、みむ歯科クリニックです。
前回のブログで、
入れ歯には材質の違いから
レジン床、金属床、コンフォート義歯などの
種類があることを少し書きました。
今回の内容は材質の違いについて
詳しく解説していきます。
材質と性能
入れ歯の材質の違いから
性能の違いはありません。
自費の入れ歯だから噛める、外れないと
いうことはありません。
(※「噛める入れ歯」参照)
材質別の特徴
1、レジン床
保険診療で作れる入れ歯です。
入れ歯をレジン(プラスチック素材)で
作ります。
すべての入れ歯のベースとなります。
強度が低いので、大きく厚く作るのが特徴です。
経年劣化するので、2~3年で作り直しが必要です。
2、金属床
入れ歯の裏打ち部分を金属で作ります。
(レジン床に比べ)
薄く作れるので装着感がよく、
熱伝導性に優れるので、
「温かい」「冷たい」など温度の変化を感じやすい
のが特徴です。
結果的に食事がおいしく感じます。
3、コンフォート義歯
レジン床の内面がシリコンの入れ歯です。
シリコンが緩衝材となり、
通常の入れ歯では痛くて使えない方におススメです。
2~3年でシリコンの剥がれ、劣化がみられます。
金額
1、レジン床 10,000円前後(保険適用の場合)
2.金属床 30万円前後
3,コンフォート 15万円前後
※価格は歯の数によって異なります。
まとめ
今回は材質の違いによる入れ歯の種類を
3つご紹介しました。
入れ歯の基本はレジン床です。
そこから、もっと快適性を求める場合には
金属床やコンフォートなどの選択となると思います。
また部分入れ歯の金属のバネの見た目が
気になるという方のために、
審美性に特化した入れ歯も用意しています。
また次回お話します。
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