2024.11.16予防歯科オーラルフレイル(口腔機能低下症)

こんにちは

みむ歯科クリニックです。

 

今回は(オーラル)フレイルについて

です。

 

固いものがかみにくい

食事の時にむせやすい

口が渇くなど

 

お困りなことはありませんか?

 

その症状

オーラルフレイル(口腔機能低下症)かも?

 

 

「フレイル」という考え方

超高齢社会を迎え

90歳を超える方も珍しくなくなりました。

 

日本人の平均寿命は延びていますが

「健康な高齢者」

「介護を必要としない高齢者」

そんなに多くないと思います。

 

では、どうしたら健康寿命が延びるのか?

 

そこで注目したのが「フレイル」です。

 

フレイルとは

高齢になると

筋力、認知機能、社会とのつながりなど

心身の活力が低下した状態をフレイルといい

 

噛む、飲み込む、しゃべるなどの

口の中の機能が低下した状態を

オーラルフレイルといいます。

 

これは

「健康な状態と要介護状態の中間の位置づけ」

という考え方です。

 

 

フレイルと予防

健康と要介護の中間に位置するフレイルを

予防することで、介護を必要としない生活を

実現します。

 

では、フレイルを予防するには

何が必要か?

 

それは

社会参加

運動

食事・栄養

です。

 

そのなかでも食事・栄養が満足に

摂れなければ、運動はもちろんのこと

社会参加もできません。

 

そういったことから

オーラルフレイル(口腔機能低下症)の予防は

健康寿命の延長に繋がっています。

 

 

オーラルフレイルのセルフチェック

あなたは何点になりましたか?

◎ 2点   〇 1点  ✕ 0点

はい いいえ
①半年前と比べて硬いものが食べにくくなった
②お茶や汁物でむせることがある
③入れ歯を入れている
④半年前と比べて外出が減った
⑤さきイカ・たくあん程度の堅さの物がかめない
⑥1年以上歯医者へ行っていない
⑦歯磨きは1日1回以下である

 

合計点が4点以上だった方、

オーラルフレイルのリスクが大ですが

心配ありません。

 

オーラルフレイルは予防できます!!

予防に関する話は次回、書きます。

 

 

まとめ

超高齢社会を迎え

「健康寿命」が注目されています。

 

健康寿命を延ばすためには

フレイルを予防することです。

 

フレイルとは「健康」と

「介護が必要な状態」の中間的な考え方です。

 

健康な方が年齢を重ねることで

体力の低下や食事・栄養の摂取不足

社会との繋がりの減少によって

フレイルは引き起こされます。

 

セルフチェックを行い、

リスクの大きい方は近隣の歯科医院で相談ください。

 

次回はフレイルの予防について書いていきます。

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