歯周病の治療方針
当院の歯周病の治療方針は痛みを最小限にし、身体の内側から治すこと。歯周病の原因となる菌を飲み薬で減らし口腔環境を改善していきます。毎日歯みがきをしっかりしているのに、歯周病が治らない、口臭が改善しないなどお悩みではありませんか?それは、歯周病菌が残ったままの状態で過ごしているからかもしれません。歯周病は除菌をしない限り、またすぐに菌が増えて症状が再発するリスクがあります。軽度のうちに早期発見を行い正しい治療によって再発しない口内環境づくりが大切です。
これまでの一般的な歯周病治療(対症療法)
これまでの治療は歯周病菌の温床となる歯石やプラークを除去するのみ
- 対症療法のため再発しやすい
- 苦痛を伴うだけでなく、術者の技量や経験によって治療結果が変わることもあり、治療期間が長びくことがある
- 菌の数を減らすことはできても、未感染の状態にはしづらい
そのため、当院では・・・対症療法だけでなく原因療法も実施
当院の治療方法(原因療法)従来の治療方法の前に薬を使い
歯周病菌を減らす
治療前に歯周病菌の種類を見て薬でしっかり除菌
菌の温床となるカビ菌を歯みがき剤で除去
治りやすく再発が起こりにくい!
除菌してから歯石やプラークを専用の器具で除去することによって、治りやすく再発が起こりにくい状態になります。
どちらかだけでよいというわけではなく、対症療法と原因療法の両方を行うことでより良い結果が生まれています。
当院では最先端の位相差顕微鏡(ペリオスコープ)で、
細かくチェックしています。
薬で治すということは、しっかりとしたお口の中の菌の観察が必要不可欠となります。位相差顕微鏡という特殊な顕微鏡によって、歯周病菌の種類や量を調べ、口腔環境を考慮した治療方針を決定します。
歯周病は自覚症状がない場合も?
通常、口腔内には500種類以上の細菌が生息しており、口腔内の清掃が不十分だと細菌が悪さを起こします。歯周病は自覚症状が出ないまま進行し、気づいた時には重度の歯周病になっていることもあり、怖い病気の1つです。定期的にチェックすることが大切です。
治療の流れ
以下の流れを繰り返すことで、少しずつ歯周病菌の数を減らしていきます。
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STEP01
位相差顕微鏡での菌の状態や数を確認し
適切な治療方針を決定
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STEP03
除菌後の歯石とりを実施カビの除去薬剤あるいは、
カビとり歯みがき剤で歯みがきを実施
歯周病の方は、半年に1回のペースで、
歯周病の検査を受けることをオススメします
まずは現状を知ること
ご自身の口の菌を見て驚かれる方もたくさんいます。
まずは現状をしっかり知るということからスタートしましょう。